ルート概要
管理人が大学生の時に行った台湾一周サイクリング(環島)の記録その5です。嘉義(チャーイ)から高雄(カオシュン)までです。
ルート詳細
暑くなってきた!
嘉義の宿では誰かのいびきでは無く自分のアラームで起きれた。もちろん他の人は寝ているのでこっそりと支度する。今日は北回帰線を越えて高雄(カオシュン)へ向かう。回帰線を越えるので亜熱帯地域に入る。ケッペン的にはサバナ気候みたいだ。そして天気に恵まれたこともありこの日の平均気温は25度。最高では30度を超えるとの予報だ!(3月3日)日本はようやく暖かくなるかどうかなのに、こっちは夏本番の暑さであった。
嘉義から台南を経て、高雄へ向かう。高雄は港町として栄え、台湾の中でも二番目に大きな都市なんだとか。使う道路は変わらず1号線。本当に走りやすい。そして朝飯を店で食べる。暑くなりそうなので多めに食べておく。80元。(ぶれてしまった)
8時に出発!今日も15時あたりに着けそう。嘉義から数キロ、北回帰線の目印↓があった。
これで亜熱帯地域にはいった!ようやく日本よりかなり南に来たことを実感する。(沖縄より南!)あたりは水田がおおく苗が植えられている。主要な都市間の間はほとんどが田畑になっている。
そして都市を結ぶ道路は広く整備され、途中にドライブインがある。そして必ず見かけるのが、「檳榔」と書かれた看板。これは檳榔(ビンロウ)という一種のタバコを売っている店。覚醒作用が強く眠気覚ましとして吸われている。このビンロウを売っているお店なのだがいたるところにありさらにビンロウ売りという女性が中に待機している。
このビンロウ売りの女性はかなりきわどいセクシーな格好をして売っている。ドライバーは男性が多いからであろうか。ビンロウは結構癖のあるタバコだけど、店には普通に飲み物も売っているので、ちょっと立ち寄ってみてもいいかもしれない。
初めての海外友達と謎ガチャガチャ
途中で寄ったファミマに日本から直で持ってきたと思われる、ガチャガチャを発見。その中に…
「妄想おねえさんのお寿司屋さん」という何ともコアな部類のガチャガチャがあった。それも60元で190円ぐらい。まったくもって謎なジャンルである。
余りにも暑いのでそのファミマに入る。台湾のセブンとファミマの殆どにイートインがあるので休憩にもってこ。そこで同じく環島中の若いサイクリストが話かけて来てくれた。
ファンダオ?と聞いてくる。もちろん頷く。そして、中国語が話せず、英語と日本語しか分らんと英語で答えるとなんと仕事上、英語ができる人らしく結構コミュニケーシを取ることが出来た。妄想お姉さんがなかったらさっさと、通り過ぎていただろう。ありがとう!妄想お姉さん!
私より1日遅れで台北からファンダオをスタートさせたそうだ。ファンダオするために仕事辞めた(quit)と言っていたが、多分有給か何かだよな…今日は私と同じく高雄に向かう。一緒に行こうと誘ってくれさらに台南で台南式のしゃぶしゃぶを奢ってくれた!
ぎこちない英語でコミュニケーションを取る。ようやく英語の授業が役に立ったと思った。やっぱり外国語の習得は実践しないとムリだね!会話の勝手がわかりスムーズにコミュニケーションが取れるようになってくる。
彼は日本の漫画が大好きらしく進撃の巨人、ドラゴンボール、などなど私より詳しく語ってくれた。さらにはお勧めのルートや、気を付けること等色々教えてくれた。彼はロードバイクだけどこっちも本気でこげば結構ついていくことが出来た。
高雄市に到着。そしてお別れ
そして11時に出会い16時に高雄に到着。帰宅ラッシュのとんでもない交通量の道を縫いながら高雄駅に到着。彼は友達の家に泊まるらしい。私は宿に泊まるため、ここでお別れ。
(マスクしているのはGuoからの助言。台湾の都市部は当時、大気汚染が深刻なのだ)
再見(さようなら)と言い別れる。ついでにFBを交換。外国で出来た外国人の友達だった。年上だけど、全く気にせずフランクに話せた。別れ際に握手し、手を振りながら互いに、反対の方向にこいでいった。
高雄駅に到着!台湾二番の大都市だけあって交通量もビル群もすごい。宿がひっそりとした所にあり見つけるのに苦労した。荷物を整理していたら、18時になっていた。彼が高雄の夜市を勧めていたので、歩いていく。15分ほど歩いて六合夜市に到着!
華々しい光と多くの人で賑わっていた。夜市は掛け声と音楽が流れ屋台で買ったものを近くのテーブルで食べる感じであった。とりあえず一回りしてみる。いろいろな物が置いてあった。
魚介、肉、謎内臓、蛇まである!私は蛇が大の嫌いなので食おうとも思わなかった…(でも鶏肉に似た味で、美味しいだとか。もう一回行ったら食べてみようかな笑)
私は美味しそうと思ったものを購入。まずは焼き鳥とグアバジュース。
グアバはまだ旬じゃない感じかな?焼き鳥は結構濃い味付け。その他にも揚げ物などを買い今日消費した分のカロリーを補充する。夜市の食べ物は基本B級グルメが多い。見ているだけで旨そうなものばかりであった。ただし油と糖がメインであるので食いすぎに注意。
満足して、宿へもどる。気が付くと夜の台湾をぶらぶらしてしまうほど、慣れてきた。そういえばここは台湾だった。日本国外だった。あまりの居心地のよさに、台湾であったことを忘れてしまうこともあった。
今日は友人もできたのでいい日であった。明日は高雄から屏東県の台湾最南端へむかう。ついに明日には折り返し地点となる。早いことにももう、半分になっていた。。
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