投稿日:2024/06/27
更新日: 2024/08/08
RouteShareで県外へ輪行サイクリングに出かけよう!
みなさんは輪行でサイクリングを楽しんだことはありますか?普段自走ではなかなか行くことのできない土地を走る経験は、非日常感があってとてもわくわくします。
Route Shareでは全国各地のおすすめルートが投稿されているので、走ってみたいルートを見つけたら輪行にチャレンジしていってみましょう。今回は便利な輪行について解説していきます。
輪行ってなに?
輪行とは、自転車を専用の袋に入れて、電車などの公共交通機関を使い持ち運ぶことです。規定の大きさに収まるように袋に入れば、手回り品として船や飛行機にも持ち込みが可能となります。※一部公共交通機関では自転車をそのまま積み込めるサービスもあり。
輪行にはルールがあるので必ず守りましょう。
輪行のルール
- タテ・ヨコ・高さの合計が250センチメートル以内(長さは2メートルまで)
- 重さが30㎏以内
- 必ず専用の袋もしくは箱に収納すること
マナーとして、一般利用者の乗降の妨げにならなような気遣いが大切です。電車であれば、一番前か一番後ろに乗って、乗客のいないスペースに邪魔にならないように置かせてもらいましょう。新幹線の場合は三人掛け席の一番後ろが荷物置きになっていますが、東海道新幹線などでは予約が必要な場合があります。レースやイベントが重なると輪行する人が増えるので、譲り合いながら利用する必要があります。
輪行旅がここがいい!
輪行のいいところは、なんといっても遠出した先での非日常なサイクリングを楽しめること。自分は行きだけ自走して、目的地でグルメを楽しんでから輪行でのんびりと帰宅するのが大好きです。帰路は自転車に乗らないので、ご当地のクラフトビールや日本酒だって満喫できます。
電車・新幹線輪行
電車での輪行は、費用的に一番手軽に利用することができます。雨が降りそうだけど乗りたいときは、輪行袋をお守りとして持っていくと万が一の際に電車でエスケープが可能です。
新幹線は高価ですが、目的地まで非常に速く到着することができるので、できるだけ時間いっぱい乗りたいときに便利です。飛行機やフェリーと違って悪天候の影響を受けにくく、安定して運行してくれます。
飛行機輪行
飛行機輪行は、自分の見える位置ではなく荷物室に運び込んでもらいます。国外線では投げられることがあったりと、電車や新幹線と比べて衝撃を受ける可能性が高く、より堅牢な輪行袋や輪行用の箱を用意する安心して運べます。
フェリー輪行
フェリーでは、自転車として車両料金を払って車と同じ保管スペースに乗せる場合と、輪行袋に入れて手荷物として自分と一緒に乗る2パターンがあります。後者の方が安価で済みますが、すぐに乗り出したい時や袋に入れるのが面倒な自転車の時はそのまま乗せられるサービスを利用するのいいと思います。
輪行に必要なもの
- 輪行袋
- 車輪をまとめるための紐(最低三本)
- 持ち運び用の肩紐
- エンド金具
- ダミーローター※油圧ディスクブレーキの場合
車輪をまとめる紐や肩紐は輪行袋に同梱されているケースが多いですが、自分の使用しているものは別売りだったため他に用意しました。エンド金具は自転車のフレーム・ディレーラーに傷がついたり破損するのを防ぐために必要です。エンド金具は車種によって長さが変わりますので以下を参考にしてみてください。
ロードバイクの主流…リムブレーキ 130㎜ ディスクブレーキ142㎜
クロスバイクの主流…135mm、130mm
ディスクブレーキ化の流れによって多種多様な規格が存在します。必ず自分の自転車の規格を確認して、間違いのないようにエンド金具を用意しましょう。
ダミーローターについては後述します。
あるといいオプション品
- 汚れてもいい手袋
- チェーンステーガード
どちらもチェーンに関係しますが、オイルが付着して手が汚れてしまう場合があるので、いらない軍手などを用意しておくと、後輪外しの際にオイルで黒くなるのを防げます。
チェーンが一番触れるチェーンステーの部分にも、ウエスやタオルでガード作ってあげるとフレームへの汚れ防止になりますね。
ディスクブレーキの輪行ってたいへん?
ディスクブレーキは、機械式ディスクブレーキと油圧式ディスクブレーキの2種類があります。どちらでも輪行は可能ですが、油圧ディスクブレーキの輪行時には気を付けるポイントが2点あるので押さえていきましょう。
1.ホイールを外したらダミーローターを挟む
ホイールを外すと、ブレーキキャリパーの中に何も挟まっていない状態になります。このままブレーキレバーを握ってしまうと、オイルの力でピストンが閉じてしまい、いざホイールを戻す際にディスクローターが入らなくなります。そうなると大変で、専用工具でこじ開けるのですがパッドに傷が入ってしまう可能性も。最悪の場合オイルの圧を一回リセットしなければならず、ショップに持ち込む必要があります。
ホイールを外したらダミーローターを挟み、レバーを握ってもピストンが飛び出ないように対策します。油圧の場合は必須の作業ですが、機械式の場合は握ってもワイヤーが戻ればピストンは戻るのでダミーローターは不要です。
2.車体をなるべく逆さにしない
油圧ディスクブレーキの大敵は「エア噛み」です。レバーの一番上にはリザーバータンクと呼ばれるオイルが溜まっている機構があり、中に多少の空気が残っている場合があります。普段はレバーが一番上にあるので、空気が移動することはありませんが、車体を逆さにすると空気がホースの中(オイルライン)に移動してしまうのです。
もし車体を逆さにする場合は、ブレーキレバーを引いた状態で固定しましょう。マジックテープ式のバンドなどが便利です。そうすることで、リザーバータンクに残ったエアーがオイルライン上に移ってしまうのを防げます。
Route Shareでプランニング
輪行するためには拠点となる駅やバス乗り場、空港などの施設の場所を把握しておかなくてはいけません。Route Shareでは拠点を含めて、全国各地のサイクリングルートをプランニングすることが可能です。
また、他のユーザーが投稿した過去の輪行旅も掲載中です。
RouteShare | 【大宮駅発着】荒川サイクリングロードで榎本牧場へ (route-share.net)
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