投稿日:2024/06/30

更新日: 2024/07/05

車の燃費を良くする方法6選

最近、インフレで様々なものの価格が上がっていますが、車の維持費は少しでも抑えたいですよね。今回は、車の燃費を良くする方法を6つ紹介します。

1.タイヤの空気圧を適切に

タイヤの空気圧は車の燃費に大きく影響します。空気圧が低いと、タイヤの接地面が広がってしまい、抵抗が大きくなります。増加した抵抗は、エンジンが車を動かすためにより多くのエネルギーを消費する原因となり、結果として燃費が悪化します。適切な空気圧を維持することは、車が効率よく走行するための基本的な要素です。

タイヤの空気圧のチェックする際の注意点

タイヤの空気圧は、走行直後ではなく、冷えた状態(走行前や走行後少なくとも3時間経過後)で測定するのが理想的です。走行後は空気圧が上がるため、正確な値が測定できません。

車の取扱説明書やタイヤの側面に記載されている推奨空気圧を確認しましょう。空気圧が足りない場合は、エアポンプなどを使って調整しましょう。また、タイヤの空気圧の測定は、定期的に行いましょう。

2.不要な荷物を取り除く

車の燃費を向上させるための重要な方法の一つに、余分な荷物を減らすことがあります。車の重量が増すと、それだけエンジンにかかる負荷も増大し、燃料の消費が増えるためです。不要な荷物を積んでいると、それだけ余計に燃料を使うことになり、結果的に燃費が悪化します。

例えば、車のトランクに常にキャンプ用品やスポーツ用品を積んでいると、その分だけ車両重量が増加します。キャンプ用品やスポーツ用品が合計で50キロ程度あった場合、その重量は常にエンジンに負荷をかけることになります。エンジンが車を動かすために消費するエネルギーが増えるため、燃費は悪化します。50キロの重量の場合、通常と比べ、燃費が1〜2%落ちてしまうそうです。

荷物を減らすことのメリットは燃費向上だけにとどまらない

荷物を減らすことのメリットは燃費向上だけにとどまりません。

車のハンドリングが向上し、運転がよりスムーズで快適になります。また、タイヤやブレーキの摩耗も軽減されるため、長期的には車のメンテナンス費用も削減できるでしょう。

余分な荷物を減らすための実践的な方法としては、定期的に車内を整理し、本当に必要なものだけを積んでおくことが挙げられます。また、シーズンごとに使用するアイテム(例えば、冬用の装備品や夏用のアウトドア用品)を適宜入れ替えることも大事です。

3.エンジンを温める

エンジンは冷えているとき、効率が低下します。冷えているときのエンジンは、燃料の燃焼が不完全になりやすいため、同じパワーを出すためにより多くの燃料を必要とします。エンジンが温まると、燃料の燃焼効率が向上します。

エンジンを温める方法 2つ

① 最初は、低速走行する

車を始動してから、最初の数分間は低速で走行することを心がけましょう。エンジンが徐々に温まり、効率的に燃焼するようになります。

② スムーズな加速と減速

ゆっくりとスムーズに加速し、急発進や急ブレーキを避けるようにします。すると、エンジンに負担をかけずに徐々に温めることができます。

4.アイドリングストップ

アイドリングとは?

アイドリングとは、車が停止している状態でエンジンをかけたままにすることです。アイドリング中もエンジンは燃料を消費しているため、無駄な燃料消費を防ぐためにはアイドリングを避けることが重要です。特に長時間のアイドリングは燃料を大量に消費し、燃費を悪化させる原因となります。

具体的には、信号待ちや渋滞時にエンジンを停止させることで、燃料の無駄遣いを防ぐことができます。最近の車にはアイドリングストップ機能が搭載されているものも多く、この機能を活用することで自動的にエンジンが停止し、燃費の向上に寄与します。アイドリングストップ機能がない車でも、自分でエンジンを切ることで同様の効果を得ることができます。

アイドリングが燃費に与える影響は大きく、例えば10分間のアイドリングで約0.1リットルの燃料が消費されると言われています。その場合、ガソリン価格170円で年間で換算すると、

0.1リットル×365日=36.5リットル
36.5リットル×170円=6,205円

年間6,200円は結構大きな金額ですよね。その金額だけで、1回分のガソリン満タンにできそうな金額です。

特に都市部での通勤や買い物など、頻繁に車を使用する場合は、アイドリングを避けることで燃費を大幅に改善することができます。

さらに、アイドリングを避けることでエンジンの負荷を軽減し、エンジンの寿命を延ばすことも期待できます。エンジンは停止と始動を繰り返すことで負担がかかると言われていますが、短時間のアイドリングであればエンジンを切るほうが総合的に見て負担が少ない場合が多いです。
※走行中の信号待ちでエンジンを切るのは危険なので、やめましょう。

5.エアコンも燃費に大きく関わる

エアコンの使用は快適なドライブのために欠かせないものですが、その一方で燃費に大きな影響を与える要因でもあります。エアコンを使用すると、エンジンに負荷がかかり、燃料消費が増えるためです。特に夏場や暑い季節にエアコンを頻繁に使用することで、燃費が悪化することがあります。

エアコンはエンジンの動力を利用して冷媒を圧縮し、車内を冷やします。この過程でエンジンに追加の負荷がかかり、その分だけ燃料が多く消費されます。例えば、エアコンをフル稼働させると、燃費が10%から20%程度悪化することがあるとされています。

エアコンの効率的な使用方法とは

エアコンの効率的な使用方法としては、まず車内の熱気を逃がすために、最初の数分間は窓を開けて走行し、その後にエアコンをオンにすることが挙げられます。また、設定温度をあまり低くしすぎず、快適と感じる程度に設定することで、エンジンへの負荷を減らすことができます。

燃費を改善するためには、エアコンを使用しないことが最も有効です。といっても、常時エアコンをつけないのではなく、短距離の運転などの場合に限り、エアコンをオフにして窓を開けることで自然換気を利用した方が良いです。

高速道路での走行時には、窓を開けることで空気抵抗が増し、かえって燃費が悪化することがあるため、エアコンを適度に使用することが推奨されます。

乗車中以外でも燃費を良くする方法がある

さらに、エアコンのメンテナンスも重要です。

エアコンフィルターが汚れていると、効率が低下し、エンジンにかかる負荷が増大します。定期的にエアコンフィルターをチェックし、必要に応じて交換することで、エアコンの効率を保ち、燃費の悪化を防ぐことができます。

6.走行方法

車間距離を適切に保つ

前方の車との車間距離を適切に保つことで、急なブレーキや加速の必要が減り、スムーズな運転が可能になります。特に渋滞時や混雑時には、一定の車間距離を維持することで、燃料の無駄遣いを防ぐことができます。前方の車両が減速した際にも、慌てずに対応できるため、安全運転にも繋がります。

緩やかな加速と減速を心がける

一般道路での運転では、急加速や急減速を避けることが燃費向上に直結します。急激な速度変化はエンジンに大きな負荷をかけ、多量の燃料を消費します。信号待ちからの発進時には、ゆっくりとアクセルを踏み込むことでスムーズに加速し、燃料の無駄を防ぎましょう。同様に、減速時も急ブレーキを避け、早めにアクセルを離してエンジンブレーキを活用することが大切です。

適切な速度を維持する

燃費を最大化するためには、適切な速度を維持することが重要です。一般的に、燃費が最も良くなる速度は時速80〜100キロメートルと言われており、高速道路ではこの速度で走ると良いでしょう。これ以上の速度で走行すると空気抵抗が増し、燃料消費が増大します。

また、法定速度を守り、無理なスピードを出さないことで、安全運転にも繋がります。

燃費を改善して、ドライブを楽しもう

様々なものの価格が上がって大変な時期ですが、そんな時こそ燃費を意識してガソリン代を抑えながら、ドライブを楽しみましょう。

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