投稿日:2024/05/04

更新日: 2024/06/28

個人で海外旅行に初めていく人向けガイドブック

個人海外旅行とは?そのメリット

この記事で紹介する「個人海外旅行」とは旅行代理店やツアー会社といった国内・国外の旅行会社を使用しないで、出国から帰国まで自身で企画・管理する海外旅行のことです。旅程の中で一時的にアクティビティのためにツアー会社を利用することもありますが、それを含めて多くの旅程を自身で計画するものも「個人海外旅行」とします。

今回の記事は初めてツアー会社を利用せず、個人で海外旅行をしてみたいと思う人向けの記事として必要な事項や気をつけることなどをまとめました。まず個人海外旅行のメリットについて紹介します。

比較的費用を安く抑えられる

ツアー会社ではLCCの選択がなかったり、ホテルでもホステルではなく星3つ以上のホテルなどが組み込まれている場合が多いです。

また、LCCの場合は数ヶ月前から予約ができれば比較的安価でチケットを入手することができますし、時期に応じた格安日などは個人手配の方が安く旅程を組める場合が多いです。

海外への移動する時の実力や知識が確実に得られる

個人手配の場合、移動の手段として電車・バス・タクシーなど自身にあった乗り物を選ぶことになります。

ローカルバスの乗り方だったり、電車だから寄れるスポットなど個人手配では移動する時の実力や知識が確実に得られるのもメリットの1つです。

旅程を好きにカスタマイズできる

ツアーでは万人に有名な観光地や、需要がある場所がを選定される場合がほとんどです。

ご自身の行きたい場所に行きたい時に行けるのも個人手配のメリットですね。

まず気をつけないといけないこと

メリットが分かったので、次に個人旅行で気をつけないといけない事を説明します。

あらゆるトラブルは基本的に自分(達)で対応する

個人手配した移動手段の遅延などはもちろん自分(達)で対応しないといけません。また、現地の窓口や電話などで対応する場合は基本的に英語/現地言での対応となりますのである程度の語学力が必要な場合が多いです。

個人手配は柔軟に自分でルートや旅程を決めることができますが、その分、トラブルがある場合は自己解決しないといけないので、トラブルがあった時の連絡先などは事前に出発前に控えておくと安心です。

しっかりと情報収集をすること

前述に付随しますが、トラブルがあった場合やローカルな移動手法などはインターネットで多くの最新情報を取得することができます。

不安要素をなくすように事前の情報収集はとても重要です。

査証関係の条件や要件をしっかり確認すること

日本パスポートは査証(ビザ)が不要な国が多くありますが、その中でも必要な国があったり、条件が変わったりします。

訪れる予定の国の最新情報を調べて渡航をしましょう。

また、査証(ビザ)の他にパスポートの残存有効期間についても注意が必要で、国ごとに滞在期間や入国目的等によって異なりますが、おおよそ3~6か月間以上が必要とされています。
長期滞在を予定している場合には、滞在予定期間より長い残存有効期間を要求されることもあります。

クレジットの限度額や海外利用を確認する

最近は海外でもクレジットカードが利用できる場面が多くなってきました。

海外での利用で限度額に達して、支払う手段がなくなってしまわないように予め、限度額や海外利用を確認をしましょう。

また、海外でのキャッシング枠も別途設けられているクレジットカードもあります。

あらゆることに余裕をもって行動・計画する

上記の内容に加えて、大前提として余裕をもって行動・計画することが大事です。

旅程を組み立てる際に、余裕のある計画内容にしたり、旅行の数ヶ月前などから計画しておきましょう。

例にとって計画を立ててみよう

この例ではアメリカ合衆国に1週間程度に行くという前提で主に出国前の準備や到着時に行うことを解説します。

パスポート・クレジットカードあるよね?

原則、米国に入国する際には、滞在期間に加えて6か月間有効な旅券を所持している必要がありますが、日本国籍者の場合は、米国入国から出国予定日まで有効な旅券を所持していれば問題ありません。

クレジットカードに関しては複数枚で国際ブランドを分けて持っていくことをオススメします。

  • 知名度・シェア率が高いVisa
  • ヨーロッパ圏に強いMastercard
  • 日本発国際ブランドのJCB

上記の3ブランドをお持ちでしたら問題ないでしょう。

大まかに行きたい場所を計画しよう

アメリカは日本の25倍の大きさがあります。

場所によって入国する空港が異なりますので、大まかな渡米したい都市は決めて計画を始めましょう。

飛行機を予約しよう

渡航日が決まったら次に飛行機を予約します。

ビザ(ESTA)の申請をしよう

アメリカに渡航をする日本人は、ESTA(ビザ免除プログラム(VWP) )を利用して渡米する旅行者の適格性を判断する電子システムを登録する必要があります。

このビザ免除プログラムを利用して、90日以下の短期商用・観光の目的で渡米しようとするビザ免除プログラム参加国の国籍の方は、米国行きの航空機や船に搭乗する前に、電子渡航認証を受けなければなりません。

海外保険の有無や場合によっては申し込もう

海外旅行中の事故や病気は国民保険では適用できません。

ですので、別途海外保険の加入を強くオススメします。
また、最近はクレジットカードに海外保険が付帯している場合もありますので、お持ちのクレジットカードが付帯しているのかどうか調べてみましょう。

緊急連絡先の把握と情報を収集しよう

日本にいる緊急連絡先の情報を一緒に旅する友人と共有し、現地でのトラブルに対して各種問い合わせ窓口の電話番号を事前に収集しておきましょう。

また、パスポートの最終ページに親族の情報を記載するスペースがありますので、記入して万全の準備を済ませます。

必要なものを購入しておく

チェックリストを作成し、必要なものを事前に購入します。

特に日本でしか入手ができないモノや、お薬などは日本から持参していくことを推奨しています。

余裕をもって空港に移動する

一般的に国際線は通常は2時間前、混雑が予想される時期は3時間前をめどに着いておくのが良いでしょう。

慣れない空港でのチェックインや荷物預けなどで時間がかかってしまう場合が多いので、帰国時はもっと余裕を持たせた方が安心です。

まずは入国審査を受ける

入国審査を受けます。

アメリカで持ち込みが禁止されているものは主に「肉製品」や「生野菜・果物」「乳製品」などです。しかし、条件は更新されますので最新情報をチェックしてください。

また、禁止はされていませんが現金やタバコは量によって制限・申告が必要なモノもありますので、注意が必要です。

現地通貨に両替する

クレジットカードをお持ちでも、ある程度は現金を持参していくことをオススメします。地方などは現金しか受け付けない場合もあります。

日本の空港、海外の空港、現地の市内などで両替することができます。

SIM・ポケットWi-Fiを購入する

ホテルやレストラン、観光地を探す際に、旅の必需品となったのがSIMやWi-Fiなどの通信環境です。

海外でMapやRouteShareを使う際はネット通信が必要です。事前に購入しておくか現地の空港などで購入をしましょう。

他にも必要なモノ・コトはたくさん!

上記の内容以外にも準備しておくべき事項はあります。

空港からホテルまでの移動手段や、現地の観光地へのアクセス・レストランの予約などなど様々です。
万全の準備が個人旅行では大切なので余裕を持って計画を立てましょう。

個人旅行でやってみよう

以上で、個人旅行のメリット・注意事項の紹介でした。

RouteShareでは個人旅行の計画書としても活用ができます。
計画書を作成した一緒に行く友人やご家族に共有をしてみてはいかがでしょうか?

登録は下記から!
https://route-share.net/


公式SNSで情報を発信中

RouteShareの使い方、旅行情報・テクニックなど楽しく旅行ができるノウハウを紹介しています。ぜひフォローしてください。


Route Shareであなたおすすめの道・旅程を共有してみませんか?

SNSとして、他に非公開の旅程管理ツールとして使うこともできます。

sign in google

Googleアカウント、メールアドレスで無料ですぐに始められます。
登録後にStravaを連携することでアクティビティからすぐに
ルートをインポートすることも可能です。


その他の記事

全ての記事