管理人jun

上高地編その2

Nov 19, 2022Posted Nov 19, 2022Update

Route summary

管理人が大学生の時に行った上高地サイクリングの記録です。キャンプ宿泊を伴い、また初めて輪行で横浜に帰るサイクリングでした。本格的に関東を出て遠くに行ったので当時の自分にはとても冒険的でした。上野原から北杜市まで。

Route detail

2日目は晴!

朝日と共に目を覚ます。どうやら無事に夜を明かせたようだ。しかし体に疲れが残っているのがわかった。まともにトレーニングしていないこの脚で、いきなり100kmそれも坂道を上っていた負担が大きかった。

しかし今日は上野原から塩尻まで行きたいと思っていた。5時に起き30分後には出発した。朝早く起きるのは活動時間を多くするとともに野宿では人が多くなる前に退散することを心掛けるようにした。

よその者がいきなりそこらへんで野宿をしているのは地元の人から見れば奇怪な風景でありなかには気味悪がって通報する人もいるしトラブルの元にもなりかねない。日の入りと共にテントを入り日の出とともに去る。そして寝床を貸してくれたことに感謝してゴミなど残したりせず人目が多くなる前に去ることが最低限のマナーであると思った。

まずは甲府へむかう

上野原市から甲府へ向かうべく20号を伝ってゆく。大月市で朝ご飯を食べる。朝7時ごろでもあり交通量が少なく走りやすい。今日から雨が降らない予報なので昨日からの遅れを取り戻したい。上野原市から30kmほど笹子に到着。この山を越える先に甲府がある。

自転車で行く大月→笹子→甲府ガイド

この笹子から甲府へ行く3つのトンネルがある。

「新笹子トンネル」(20号)

自転車は入れるが交通量が多く路側がなく狭いのでお勧めしない。

笹子トンネル(中央自動車道)

高速道路なので自転車は入れません!

笹子隧道

新笹子トンネルができる前までは、甲府へはこの隧道に続く道を使っていた。坂を上る必要があるが交通量はほぼ皆無で安全に走れる。私はもちろん笹子隧道を通った。トンネルは楽であるがそれゆえ交通量も多く最近できたものでない限り歩道・路側がない。(費用削減?)そしてなによりも景色を楽しむことができない。今回は安全面を考慮して旧道を選んだ。

笹子峠を登り甲府へ

この道路は昭和13年ごろに開通した旧道である(wikiより)。この通り山道で狭い。その代わり交通量はかなり少ない。

写真を撮った時は昨日の雨のせいもあってか、霧ががってた。しかし霧ががっている森も絵的にはわるくない。激坂はなく、斜度もそこそこで上りやすい。2時間ぐらいかかると思っていたが1時間も経たないぐらいで、峠のトンネルに到着した。

この隧道を見た時「千と千尋のトンネル!?」と思った。近代建築のデザイン真っ暗なトンネル。通り抜けたら甲府ではなく野原が広がっていた…とはならず下り坂が続いていた。

正午には甲府に着く予定であったが10時半に甲府に着くことができた。山の中に町が広がっていた。まだ早いが昼食を食べることにした。甲府なのでほうとうを食べたいと思っていた。しかしこのとき気温29℃。アツアツのほうとうを食べる気にはなれなかった。しかし立ち寄った店におざら(冷たいほうとう)があったので食した。

つけ麺的な感じであった。面の噛み応えは大きかった。すこしゆっくりして13時に塩尻に向けて出発した。甲府から塩尻までは70kmほど。もしかしたら18時には着けるかもしれない。2日目はお風呂そして携帯の充電のためにもホテルか何かに泊まろうと思っていた。検索していると塩尻に「信州健康ランド」があり素泊まり5000円ぐらいだった。ここに決め予約。自転車で向かうと受付の人に言うと「頑張ってくださいね」とエールを送られた。

平坦だがどこまでも続くような風景の国道20号を北上してゆく。地図で見れば横浜から上高地まで300km。車であれば1日あればいける。しかし走っているともうとても遠い場所に来てしまったような気がした。上高地には確実に進んでいるが自転車で走ると意外と日本も広く感じた。

トラブル発生

甲府から20kmの場所の北杜につくと突如、膝に激痛が走った!走れず一旦自転車を止めて。そのまま地べたに座る。足を延ばしたり膝をさすってみたりしたがなかなか痛みが引かなかった。ゆっくりでもいいから進もうと再度走り始める。しかし回すだけでも痛い。激痛は走らなくなったが時速15km以下。。今日中に塩尻につくのは難しそうだ。

日が暮れ始めた。

ゆっくり漕いでいると17時。休憩も多めにとっていたので全然進むことができなかった。道の駅「はくしゅう」があったのでそこでこれからについて考える。スマホの充電は40%!これだけでも焦った。とりあえず昼頃に予約した健康ランドの宿泊をキャンセルした。

そしてあたりにホテルか民宿がないかと探すが廃業していたり休業していたりとても遠かったりと見つからなかった。今日も野宿するか。。。と道の駅に人がいなくなるまで待ってようかと座っていた。すると老夫婦が話しかけてきてくれ、8km先に温泉付きの道の駅があることを教えてくれた。

エールと重要な情報をもらった。温泉があると聞き膝の痛みを我慢しながら向かうことにした。おじさんありがとう!膝の痛みを我慢して8kmはしると….見えた!道の駅「蔦木宿」!!

温泉マークが確かにある!やった!温泉に入れるぞー!自転車を止め、荷物をまとめて中に入る。さっそく入浴料金を払い温泉に入る。体を洗い湯船につかると生き返った。。。。膝の痛みは減り昨日と今日の疲れが溶けていった。温泉マークが確かにある!やった!温泉に入れるぞー!自転車を止め、荷物をまとめて中に入る。さっそく入浴料金を払い温泉に入る。体を洗い湯船につかると生き返った。。。。膝の痛みは減り

自転車旅初めての出会い

晩御飯はあらかじめ買っておいたセブンのポテトサラダとトン汁を食べる。湯沸室があったのでトン汁を温められた。さらに広い休憩室もあった。広い駐車場、温泉、売店湯沸室、休憩所といいすごい設備の整った道の駅だ。

宿泊はできないので道の駅の店員さんに一言いって軒下に寝かせてもらうことになった。テントはどうせ晴れてるしいいかと張らなかった。閉館(22時)まで休憩所でゆっくりして日記を書いたりひとこと言って充電させてもらったりした。(当時はできましたが、今はできないようです。)

ぼけーとしているとまたしても一人のおじさんが話しかけてきた。話を進めていくとおじさんはライダーであり北海道にツーリングしていたり、今回は車だが信州を回る予定らしい。ライダーとチャリダー馬力は違えども通ずるものがある。北海道の魅力や二輪車のすばらしさなど色々話した。

話しているといつの間にか閉館時間になっていた。20時から2時間近く話していた。飲み物をおごってくれた。ありがたい。とりあえず外に出ておっさんは車中泊私は軒下でマットを張り寝袋の中に入った。甲州の涼しい風が頬にあたって気持ちがよかった。昨日とちがいすぐに眠れた。明日には上高地に着く予定。110kmあるので6時には出発したい。

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