Posted day:2024/12/15
Updated day: 2024/12/17
【冬ドライブ】冬の自動車運転で気を付けたいポイント7選
冬の季節、雪や凍結による路面状況が悪化し、ドライバーにとっては一層の注意が必要です。特に、冬のドライブは普段の運転とは異なる準備と運転スキルが求められます。
この記事では、冬ドライブで気を付けたいポイントを7つに分けてご紹介するとともに、車内に用意しておくべき物品についても解説します。
これを参考に、安全で快適な冬のドライブをお楽しみください。
1. タイヤ交換とチェーンの準備
冬道ではスタッドレスタイヤが必須です。
タイヤ交換は、降雪前に早めに行いましょう。さらに、万が一の事態に備えてタイヤチェーンを車内に準備しておくことをおすすめします。急な積雪やアイスバーンに対応できるのはもちろん、チェーン規制がかかる場合もありますので、スタッドレスタイヤだけでなくチェーンも併用することでより安全性が高まります。
また、タイヤの溝の深さやゴムの劣化状況も確認してください。劣化したスタッドレスタイヤは十分なグリップを発揮できません。タイヤチェーンの使い方を事前に練習しておくと、現地で慌てずに装着できます。
2. 運転速度を控えめに、車間距離を十分に確保
冬の道路では滑りやすいため、通常よりも低速で運転することが基本です。
加えて、車間距離をいつも以上に確保することで、万が一のブレーキの効きが悪い状況でも衝突を避けられます。冬道ではブレーキをかけた際の停止距離が長くなるため、普段以上に「余裕を持った運転」が重要です。
特に雪が降り始めた直後は道路が非常に滑りやすくなるため、注意が必要です。追突事故を防ぐためにも、前方車両の動きに十分に注意を払い、慎重な運転を心がけましょう。
3. 凍結路面(アイスバーン)上ではハンドル操作しない
アイスバーンは冬のドライバーにとって最も厄介な路面状況の一つです。
凍結路面では、急なハンドル操作を避け、滑り始めてもハンドルを切らず、スリップしないように冷静に対応することが大切です。
また、下り坂や橋の上などは凍結しやすいポイントですので、速度を落として慎重に進むようにしましょう。ABS(アンチロックブレーキシステム)搭載車であれば、急ブレーキ時にもハンドル操作が可能ですが、過信せずに安全運転を心がけてください。
4. 新雪路の注意点
新雪の路面では、見た目では滑りやすさが分かりづらいため特に注意が必要です。
新雪の下に隠れたアイスバーンや路面の凹凸が車の挙動に影響を与えることがあります。こうした状況では、アクセルを優しく踏み、急発進や急停車を避けましょう。
新雪の中を通過する際には、わだちを選んで走ることが安全です。また、前方車両が巻き上げる雪で視界が悪くなる場合もあるので、フォグランプやワイパーを活用し、視界を確保することが大切です。
5. 「急」が付く運転はしない
冬のドライブでは、「急が付く操作をしない」というのが鉄則です。
具体的には、下記です。
- 急発進 → 予期しないスリップを起こす
- 急ハンドル → 予期しないスピンを起こす
- 急ブレーキ → 予期しないスリップを起こす
- 急加速 → 予期しない方向に進む
これらの操作はタイヤのグリップ力を失わせ、スリップや事故の原因になります。
特に交差点やカーブでは、速度を落として慎重に操作しましょう。また、急加速を避けるためには、発進時にアクセルをゆっくり踏み込むことが重要です。安全第一で、焦らずゆっくり進む心構えが大切です。
6. 出発5分前に暖機運転を(窓にお湯はNG)
エンジンや車内を暖めるために、出発前に暖機運転を行いましょう。
これにより、エンジンがスムーズに動作し、窓ガラスの曇りも軽減されます。ただし、凍った窓ガラスにお湯をかけるのは厳禁です。急激な温度差でガラスが割れる可能性があるため、解氷スプレーやぬるま湯を使うと良いでしょう。
暖機運転中にサイドミラーやライト周辺の雪を取り除くことで、視界を確保しやすくなります。安全運転のための準備を怠らないようにしましょう。
7. 駐車中はワイパーをあげておくこと
雪が積もる地域では、駐車中にワイパーをあげておくことが重要です。
ワイパーがフロントガラスに凍り付いてしまうと、取り外す際に破損する可能性があります。また、ワイパーブレードが損傷すると視界確保に支障をきたします。
加えて、夜間の冷え込みが厳しい場合は、フロントガラス全体にカバーをかけておくのも効果的です。こうすることで、朝の作業を大幅に軽減できます。
冬ドライブで車内に入れておきたい物
冬のドライブでは、予測できないトラブルに備えて、以下の物品を車内に用意しておくと安心です。
1. 長靴
雪や氷が積もった場所では、靴が濡れてしまうことがあります。長靴を車内に常備しておくと、雪道を歩くときに足元を守ることができ、車外での作業も快適に行えます。
2. スコップ
車が雪に埋まったり、積雪がひどくて動けなくなった場合、スコップは非常に役立ちます。スコップを使って周囲の雪を掘り起こすことで、車を脱出させることができます。
3. 解氷スプレー
凍ったフロントガラスやサイドミラーを解氷スプレーで溶かすことができます。解氷スプレーは冬の必需品です。
4. スノッキー スノーブラシ
雪を払うためのブラシも車内に常備しておくと便利です。雪を車のボンネットや窓から簡単に取り除くことができます。
5. チェーン
前述の通り、雪道や氷道ではチェーンの装着が必要になることがあります。チェーンを車に積んでおくと、突然の悪天候に対応することができます。
6. スタッドレスのスペアタイヤ
万が一、スタッドレスタイヤがパンクしてしまった場合に備えて、スペアタイヤを車内に積んでおくと安心です。冬は予期せぬトラブルが起きやすいため、予備のタイヤを積んでおくことが重要です。
冬も安全運転でドライブ旅に出よう
冬のドライブは夏場と違って危険がいっぱいです。また、冬のアクティビティをしに運転する際の多くは雪国育ちではない方も多く、雪の運転が今年初運転な場合もありますよね。
道路状況や、冬のスポットなどを事前に確認し、楽しいドライブ旅にしましょう。
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