ルート概要
2019年の4月に3週間かけて行った台湾一周のサイクリングの記録です。 10日目は屏東縣の墾丁から出発し、台湾一周のコースで一番高い山の寿峠を越えて、東海岸の台東の知本温泉まで向かいます。
ルート詳細
自転車で台湾一周の10日目の記録です。友人と2人で行いました。
この日のルートは台湾一周中に1、2位を争う難所でした。西海岸から山を越えて東海岸に抜けるルートです。
海抜0メートルから一気に460メートルの峠を上がり、また0メートルまで下がるので、かなりのアップダウンでした。
花蓮から宜蘭の山登りルートが最も険しいのですが、このルートは落石の危険性があり、電車移動が推奨されています。
事実上、寿峠越えが一番の難所になっています。
恒春縣西門
台湾で歴史の古い街の恒春は、300〜400年前に開かれました。なので、当時の中国の伝統で四方を門と壁で囲んでいます。その西門が観れるところであり、一つの観光スポットになっていました。
昔の中国の城壁に登れるので、ここは観ておく価値がある場所です。
琉球藩民五十四名墓
明治時代に琉球藩民(沖縄の人々)が船で台湾に難破し、台湾の原住民に54名が首をはねられて殺されてしまった事件の石碑です。
これをきっかけに日本は台湾に出兵し、原住民を攻撃。その後は中国最後の王朝の清朝と日清戦争を起こしていきます。いわば台湾が日本の植民地になるきっかけであり、手を合わせておきたところです。
ただ、走っているときはそんな歴史を知らず、自分たちはただ手を合わせるだけだったのですが。
牡丹大橋
ここから台湾の原住民(先住民)が多く住んでいるエリアに入ります。
橋も原住民が彫ったもので、なんとなくエイリアンに似てます。観光すると面白いスポットでした。
原住民の家と売店
山の中腹にあったのが、原住民の家です。売店もあり、お母さんが赤ちゃんを子育てしていまいた。
ここまでは上り坂で、ところどころ下りもあるのですが、登りに苦しめられました。
寿峠
標高460メートルの峠です。ヒルクライムを考えると、全然低く見えるかもしれませんが、海抜0メートルから登ってきているので、460メートル分の坂を登っています。
タイプ的にスプリンターは苦労するかもしれません。
クライマーの自分は意外と楽しんで登っていましたが、スプリンターの友人は大変そうでした。
東海岸の海抜0メートル
460メートルの寿峠を一気に抜けた後、坂を下って降りてきた場所です。
ここのルートがきついのは、0メートルから460メートルを上り、さらに0メートルまで下るからかもしれません。
崖側の狭い道路
台湾一周は東海岸に入ってから急に難しくなりました。なぜなら、走れる道路が狭すぎるからです。
左は岩壁、右は断崖絶壁。そこを2車線、場合によっては1車線で走らねばならないのです。
ところどころ工事している場所もあり、かなりきつかったです。
セブンイレブン金崙店
日が暮れた中、走った先にあったコンビニです。お土産なども充実しており、休憩スペースも充実してため、休むのにはちょうどよかったです。
近くに原住民が信仰する教会もあるので、立ち寄ると面白いかもしれません。
知本温泉旅宿
本日のゴールです。日暮れで走ったので、コースが分かりづらく、神経を使いました。
しかし、ゴールは温泉地。
台東の知本温泉は温泉地として有名で、ホテルに温泉がついています。
ゆっくりとお湯に浸かって終わったのでした。
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