Route summary

管理人が学生の時に行った北海道一周サイクリングの記録です。その11は浜頓別〜興部〜網走の2日間の記録です。

Route detail

朝6時。やはり朝は寒い。寝袋がとてもあったかく、なかなか起きれない。頑張って起きて外に出ると、テントの結露が半端じゃない。速乾タオルで全体を拭き、しばらく乾燥させる。乾燥させている間に食事を済ませようと、朝食の準備にかかる。カレー飯を食べるために、クッカーでお湯をわかす。カレー飯をテント近くのテーブルに置いておき、炊事場でお湯をわかす。しかしテントに戻るとなんと、カラスに盗まれておりカレーメシが空を飛んでいた。

ポンプを使って仕留めて、焼き鳥にしようかと本気で思った。周りをみると、昨日のキャンピングカーおじさんや、他のチャリダーも集まっていた。皆カラスに朝食を盗まれたみたいだ。浜頓別のクッチャロ湖キャンプ場はとても景色、立地が良い、素晴らしいキャンプ場ですが、クソカラスには気を付けましょう。とても凶暴で狡猾でうざったるいです。

今日はオホーツクラインをくだり、興部(おこっぺ)という無料で泊まれる宿泊所がある町へむかう。浜頓別から興部までは100kmほど。走り出す!オホーツクライン。左を見るとオホーツク海が広がっている。

交通量は相変わらず少ない。海岸線といえど、坂道も多い。途中通る村、集落はかなり小さい。セコマもあるかどうか。今日は書くことも、写真も少ない…

長い長い道を経て、興部に到着。

道の駅では興部産のミルク、そのミルクを使ったアイスクリーム、ソーセージが置いてあった。海産物よりも肉製品、乳製品が多い。アイスクリームを食したら、予想以上に濃厚で、クリーミーだった!乳牛の成分が高く美味しいのだが、早く溶けやすいので夏場は早めに食べた方がよい。

そしてラッキな―ことにおじさんから、この興部産ソーセージを頂いた!ありがたい!早速夕食に食べてみよう。今日のキャンプ飯は美味しくなりそうだ!

なんと、この列車の中に泊まることができるのです!寝台に雑魚寝する。無料で掛け布団もある。最近では、洗面台と水道さらに、洗濯機(洗剤は自前)、トイレ、電源までもついている!すごいな!ここは午後16時ぐらい?になると、道の駅の管理人があけて、入ることが出来る。

宿泊の際には、道の駅で宿泊者情報の記入が必要。ただし、夜遅くなど道の駅が閉まってしまった後は、列車内にある帳簿に情報を記入する。

料金は無料。近くには道の駅の売店、セコマ、スーパー、銭湯があり立地はかなりいい。この列車は道の駅のすぐそばの公園内に飾ってある。公園には水道、テーブルもあるので炊事に適している。こうゆう良い所は残していたいね!

早めに夕食を取ることにした。パスタとソーセージを茹でる。早速、ソーセージにかみつく。肉汁と久々の脂が食欲をそそいだ。満たされた食事だった。銭湯へ行き、いびき不眠を避けるために、早めに寝た。耳栓を使う方法もあるが、一番はさっさと深い睡眠に入ってしまう事だ。展示列車の中という一風変わった宿泊所で一夜を明かす….

2日目 興部→網走

今日は網走に向かう。しかし!その道のりは130km!結構辛い!朝の5時にはおきて、6時には出発した。朝食にはカップラーメンとソーセージを食べた。

オホーツクラインは海岸線、地平線、そして湖を楽しむことができる。興部→網走では特に、湖のそばをよく通る。しかし、湖の近くの地形はアップダウンが多い。そして今日は曇り。あまり進む気がしない。

ひたすらこぐ。北海道に来てから2週間は経とうとしていた。毎日100kmも走ると、単調になってくる。初めて訪れ、初めての道を走るのは楽しいのだが、こう似た風景ばかりくるとやはり飽きがくる。走行よりも観光滞在も増やすべきかなと思うときもある。観光滞在は金が吹っ飛びやすいので、自分的にはあまりしたくは無い。旅と観光の違いか…

独りで走って暇なとき、やっぱり仲間がいたほうが楽しいかなと思う。一人は自分で何でも決められる代わりに、トラブルは自分一人で何とかしないといけないし、暇なときはとことん暇で、寂しいときはとことん寂しい。都合の良いときだけ、仲間が欲しいと思うのは我儘だろう…など色々考えていた。

そして、お昼頃。SLが飾ってある公園についた。水道もあったのでここで炊事した。ここのSLも興部のと同じように泊まることが出来る。内装などはどのようになっているかは分からないが、泊まれる。昼食はペンネと缶詰。昨日の昼食と、今日の朝食はソーセージ付きにうってかわって、貧相になった。

朝食を食べ終えて、後半60km走る。前半で70km 走ったのに、あと60kmも残っていると考えると少しやる気が削げる。

佐呂間町に到着。サロマ湖をぐるっと回って、網走へ向かう。この辺はカーブと起上が激しい。網走に近づくにつれ、交通量が増えてきた。興部~佐呂間町は少なかったのに、ここ30km間で車は一体どこから来るのだろうか?湖を囲む道路に沿って行くと、湖に沿うサイクリングロードを見つけた!

草原と、森の中を突っ切て行く。途中に網走国道に出られる箇所があったので、国道に戻る。あとはこの国道をつたって網走まで行く。網走湖を横目に網走駅に向かう!羽幌~稚内もにた距離であったが、今日の方が疲れた。

網走駅に到着!駅名看板が縦になっているのは、網走監獄から出所した受刑者達がもう、「”横”道に逸れないように」との願いが込められているそうだ。早めに夕食を食べ終え、予約していたライダーハウスへ向かう。

踏切をわたり、宿へと向かう。同じ部屋に私を含んで4人、1人はライダー、2人は親子車の旅行だそうだ。他の部屋にも何人か泊まっている。ライダーハウスがさっきの踏切に近いので、よく列車の警笛が聞こえる。ブザーの様な音ではない。気動車なので、汽笛の音が鳴る。

風呂に入り、明日以降の計画をねる。ここまではほぼ計画通りに進んでいる。しかし、このとき台風が北海道の東側にいた。そのため、今日は曇りだった。明日に知床か、アリューシャン列島のどちらかに行くとの予報であった。明日は網走→知床→羅臼の100kmであった。行けなくはないが、台風が近づいている上に、夕方に知床横断道路を渡るのは危ないと思い、明日は網走→知床ウトロまでにすることにした。

今日の130kmは疲れた。明日は風が強そうだ。

Let's share your recommendations and itineraries with Route Share.

As a social networking site, it can also be used as a private itinerary management tool.

sign in google

You can get started right away for free with Google Account and an email address.
You can also import routes from your activities immediately after registration by linking Strava.

管理人jun's other routes

連休の多い秋は絶好の旅行シーズン!オススメしたい観光地を紹介!✅

管理人jun 管理人jun

2024/09/02 22:30Posted

8月初頭に乗鞍エコーライン(長野側)からサイクリングで登りました。乗鞍口で一泊してから8時頃から登って12時につきました。畳平で食事をとり、40分で降りました。

管理人jun 管理人jun

2024/08/06 18:49Posted

オーストラリアに1ヶ月滞在してメルボルン中心街を観光しました。州立図書館、旧監獄、メルボルン博物館に行きました。

管理人jun 管理人jun

2024/06/16 21:06Posted

Comment