ルート概要
山形県を庄内エリアを巡るじろで庄内140㎞のミドルコースに参加してきました。 羽黒山の登りを超え、庄内平野の風を感じながら由良海岸でオーシャンビューを満喫した素晴らしいライドとなりました。 各エイドでは美味しい地物をたっぷりと補給させていただきました。 全身で山形を楽しめるロングライドイベントです。
ルート詳細
じろで庄内
世界三大レースの一つ「ジロデイタリア」をもじった名称の「じろで庄内」は、名前の通り山形県の庄内エリアをメインとするサイクリングイベントです。
庄内の食・絶景・そして名物の爆風向かい風を楽しみながら140㎞のミドルコースにチャレンジしてきました。
ログは以下の通りでした。
走行距離:145.09km
獲得標高:671m
移動時間:6時間42分31秒
平均速度:21.6km/h
消費カロリー:1706キロカロリー
立ち寄ったエイドは7か所。
どこもボランティアの方の活気で満ちていて、イベントを作っている全員から山形県とじろで庄内への愛を感じました。
とても素晴らしいイベントなのでルートと共にご紹介していきます。
スタート 鶴岡サイエンスパーク
今回は夫とエントリーしました。
記念撮影をして時間差でグループスタートしていきます。
松ヶ岡開墾場 24㎞地点
【ごまふく】
平坦区間を抜けた最初のエイド松が岡開墾場では、胡麻あんがたっぷりと入った大福をいただきました。
旧庄内藩士たちが刀を鍬に変えて大地を開拓した歴史を伝える記念館ということで、歴史のある建物が立ち並んでいました。
出発してすぐに見つけた大きな柿のようなモニュメントが気になりました。
次のエイドまでの間には羽黒山のヒルクライムが待ち受けています。
少しきついですが、登り切った先の橋からの景色はまさに絶景!
山形は路側帯が広くて走りやすいですね。
イベントだったので通過してしまいましたが、月山にもいつか立ち寄ってみたいです。
羽黒山ダウンヒルの後、次のエイド道の駅しょうない風車市場までは農道と川沿いを走っていきます。
道の駅しょうない風車市場 60㎞地点
【スイカ・山ぶどうジュース・クッキー】
キンキンに冷えたスイカの甘みと山ぶどうジュースの酸味に癒されました。
すぐ傍の国道47号沿いには風車が立ち並ぶ名物景色があり、道の駅のレストランいろどりでは巨大風車を眺めながら山形メニューが楽しめるそうです。
地域を悩ませる強風を逆手に取った風力発電。
発想の転換は時に地域をこんなにも盛り上げるのですね。
めんたま畑隣公園 73㎞地点
【梨・鳥海ヨーグルト】
めんたま畑という名前のインパクトが凄くてどういった施設なのけ見当がつかなかったのですが、地元農家さんの作った野菜や山菜の直売所でした。
なぜこの名前になったかというと、山形県を人の顔の形に見立てた際に、直売所がある旧平田町がちょうど目のあたりに位置するので「めんたま畑」と名付けたそうです。
お隣の公園でシャキシャキの美味しい梨と名物の鳥海ヨーグルトをいただきました。
しっかりと水分も補給して、次のエイドへ向かいます!
じろで庄内ではフロントバッグが大活躍しました。
補給食・モバイルバッテリー・パンク修理キットを入れています。
十坂コミュニティセンター 87㎞地点
【中華スープ・おにぎり・玉こんにゃく・漬物】
ここを出ると海岸線のアップダウン区間が待っているので、がっつりといただきます。
山形名物の玉こんにゃく、するめの出汁がきいていてとても美味しかったです!
どこのエイドもそうなのですが、頑張って走った後の食事はいつもの何十倍も美味しさを感じます。
湯野浜エイド 101㎞地点
【ジェラート】
この時点で気温がかなり上がってきたので、枝豆のジェラートで身体の内部を冷やして休憩しました。
目の前にある窪畑ファーム・ファーマーズマルシェでは鶴岡市湯野浜のトマトや加工品が販売されていて、大きなトマト缶の看板が目印になっていました。
じろで庄内はその土地のエピソードや名産品に触れて知ることができるので、走るほど山形に興味が湧いて好きになります。
運営の方からも山形愛が溢れていて、本当に素敵なイベントだと思います。
由良海岸へ向かう海岸線はとにかく気持ちいいの一言でした!
私はよく新潟県の海沿いをサイクリングしますが、海の青さや塩の匂いも新潟とはまた違って新鮮でした。
由良海岸駐車場 111㎞地点
【麦切り・バナナ】
麦切とは、庄内地方で古くから食べられている小麦を塩水で捏ねたもので、うどんよりも細くて平たいので夏バテの時でもスルスル食べれるようなさっぱりとした麺類です。
補給食の定番、バナナと一緒に日本海を眺めながらいただきました。
由良海岸に行ったらここで写真を撮るのが定番と聞いたので、映えモニュメントで愛車と一緒に記念撮影を。
綺麗な海岸線もあと少しで終わり、次はゴールに向けて鶴岡市の内陸部に入っていきます。
内陸部へ戻る道は緩斜面が続きますが、山間の風情ある景色への移り変わりが綺麗で見入っていたらあっという間でした。
あと少しで市街地。
出羽商工会本所 133㎞地点
山中の緩斜面区間を抜けたらあとは最後エイドまで平坦区間が続きます。
最初は農道でしたが徐々に市街地へ。
出羽商工会本所では【ローストポーク】の提供がありましたが、なんと空腹のあまり写真を撮りそびれてしまいました。
柔らかくて肉厚なローストポーク口の中で一瞬にして溶けていきました。
お肉を食べて回復し、あと少しでゴール!
しかし、最後数キロの平坦が140㎞の中で一番猛烈な向かい風の爆風に遭ってしまい脚がかなり削られました。
主催者の方曰く庄内名物だそうですので、これも思い出と思ってひたすら踏みました。
鶴岡サイエンスパーク ゴール地点
爆風向かい風を耐えきって、スタートした鶴岡サイエンスパークへ到着!
自然も食も歴史もすべて堪能した素晴らしいライドイベントでした。
140㎞ルートは初心者の方のチャレンジとしてもおすすめなので、ぜひ走ってみてください。
長い記事を読んでいただきありがとうございました。
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