ルート概要
春休みは気候が良く、多くの国でベストシーズンを迎える絶好の旅行期間です。 今回は、春に訪れるのに最適な国や都市を「バックパッカー向け(安く行きたい学生向け)」と「ちょっと贅沢に行きたい方向け」の2つのカテゴリーに分けてご紹介します。
ルート詳細
バックパッカー編(安く行きたい学生向け)
春休みで時間はあるものの、なるべく費用を抑えて海外旅行をしたい方も多いと思います。まずは、円安の中でも物価が比較的安い国や都市を5つ紹介します。
1. ハノイ(ベトナム🇻🇳)

ハノイの基本情報
- 国名:ベトナム社会主義共和国
- 地域:北部ベトナム
- 人口:約800万人(2023年時点)
- 気候:温帯モンスーン気候(四季があり、3月は春で過ごしやすい)
- 公用語:ベトナム語
- 通貨:ベトナムドン(VND)
- 時差:日本より-2時間(UTC+7)
- アクセス:ノイバイ国際空港(HAN)から市内まで約40分
- 交通手段:タクシー、バイクタクシー(Grab)、バス
ハノイの旅行費用
今回、2泊3日の場合で平均的な費用をご紹介します。下記の費用からプラスで海外保険、お土産代などがかかります。
航空券代(東京の場合) | 往復3万円~ |
ホテル代(2名で宿泊した場合) | 1万円~ |
インターネット、WiーFi代 | 1,500円~ |
食費 | 屋台で500円、レストランで1,500円(1日あたり) |
交通費(タクシー) | 500円〜(1回あたり) |
観光やオプショナルツアー費用 | 1万円〜 |
ベトナム旅行の費用は、訪れる都市の数や旅行時期、宿泊日数、ホテルのランクによって異なりますが、一般的に2泊3日なら約5万円が相場です。ショッピングをたくさん楽しみたい方や、高級ホテルで贅沢な滞在をしたい方は、もう少し余裕を持って予算を確保すると安心です。
オススメの理由

ハノイはベトナムの首都であり、フランス統治時代の影響を受けた美しい街並みや歴史的な建造物が多く残っています。
旧市街では活気あふれるローカル市場や屋台グルメを楽しめるほか、ホアンキエム湖周辺ではのんびりと散策も可能です。また、ハノイから日帰りで行ける世界遺産ハロン湾は、幻想的な景観が広がる絶景スポットとして外せません。さらに、物価が安いため、バックパッカーにとってコスパの良い旅先としても人気があります。
2.台北(台湾🇹🇼)

台北の基本情報
- 国名:中華民国(台湾)
- 地域:台湾北部
- 人口:約260万人(2023年時点)
- 気候:亜熱帯気候(3月は春で過ごしやすいが、雨が多め)
- 公用語:中国語(台湾華語)
- 通貨:ニュー台湾ドル(TWD)
- 時差:日本より-1時間(UTC+8)
- アクセス:桃園国際空港(TPE)から市内までMRTで約35分
- 交通手段:MRT(地下鉄)、バス、タクシー、YouBike(レンタサイクル)
台北の旅行費用
今回、2泊3日の場合で平均的な費用をご紹介します。下記の費用からプラスで海外保険、お土産代などがかかります。
航空券代(東京の場合) | 往復3万円~ |
ホテル代(2名で宿泊した場合) | 2万円~ |
インターネット、WiーFi代 | 1,500円~ |
食費 | 1,000円(1日あたり) |
交通費(タクシー) | 400円〜(1回あたり) |
観光やオプショナルツアー費用 | 1万円〜 |
台北旅行の費用は、訪れる都市の数や旅行時期、宿泊日数、ホテルのランクによって異なりますが、一般的に2泊3日なら約7万円が相場です。その他アクティビティ数を増やしたり、別の都市に行く場合はまた予算が変わっていきます。
オススメの理由

台北は日本からのアクセスが良く、LCCを利用すれば手頃な価格で訪れることができるのが魅力です。街歩きをしながら食べ歩きができる屋台グルメの充実度はアジアでもトップクラスで、小籠包や胡椒餅、魯肉飯など本場の味を気軽に楽しめます。
また、台北101の展望台からの夜景や、レトロな雰囲気が漂う九份、天燈上げで有名な十分など、見どころも豊富。3月は気温が穏やかで過ごしやすく、観光やショッピングにぴったりのシーズンです。
さらに、MRT(地下鉄)が発達しており、移動がスムーズで初心者でも安心して旅行できるのもポイントです。
3.セブ(フィリピン🇵🇭)

セブの基本情報
- 国名:フィリピン共和国
- 地域:ビサヤ諸島(フィリピン中部)
- 人口:約100万人(セブ市、2023年時点)
- 気候:熱帯モンスーン気候(3月は乾季で観光に最適)
- 公用語:英語、セブアノ語(タガログ語も通じる)
- 通貨:フィリピン・ペソ(PHP)
- 時差:日本より-1時間(UTC+8)
- アクセス:マクタン・セブ国際空港(CEB)から市内まで約30~40分
- 交通手段:タクシー、ジープニー(乗合バス)、バイクタクシー、Grab(配車アプリ)
セブの旅行費用
今回、2泊3日の場合で平均的な費用をご紹介します。下記の費用からプラスで海外保険、お土産代などがかかります。
航空券代(東京の場合) | 往復5万円〜 |
ホテル代(2名で宿泊した場合) | 3万円〜 |
インターネット、WiーFi代 | 1,500円~ |
食費 | 1,000円(1日あたり) |
交通費(タクシー) | 200円〜(1回あたり) |
観光やオプショナルツアー費用 | 1万円〜 |
セブ旅行の費用は、訪れる都市の数や旅行時期、宿泊日数、ホテルのランクによって異なりますが、一般的に2泊3日なら約10万円が相場です。セブには多くのアクティビティが存在しており、また、オーシャンビューなホテルなどでも金額が変動します。
オススメの理由

セブは手頃な価格で南国リゾートを満喫できる人気の旅行先です。3月は乾季のため天候が安定しており、青い海と白い砂浜を存分に楽しめるベストシーズンです。
マクタン島ではアイランドホッピングやダイビング、シュノーケリングなどのマリンアクティビティが充実しており、オスロブではジンベエザメと一緒に泳ぐ貴重な体験もできます。
また、モアルボアルではサーディンランの絶景シュノーケリングや、カワサン滝でのキャニオニングなど、アクティブな体験ができるのも魅力。市内ではスペイン統治時代の歴史的な建築物が点在し、フィリピンの歴史や文化にも触れられます。物価も比較的安いため、学生旅行やバックパッカーにも最適な旅先です。
ちょっと贅沢に行きたい方編
4.ロサンゼルス(アメリカ🇺🇸)

ロサンゼルスの基本情報
- 国名:アメリカ合衆国
- 地域:カリフォルニア州南部
- 人口:約400万人(2023年時点)
- 気候:地中海性気候(3月は春で温暖、降水量がやや多いが過ごしやすい)
- 公用語:英語(スペイン語も広く話されている)
- 通貨:アメリカドル(USD)
- 時差:日本より-17時間(PST/太平洋標準時、夏時間は-16時間)
- アクセス:ロサンゼルス国際空港(LAX)から市内まで車で約30~45分
- 交通手段:レンタカー、メトロ(地下鉄・バス)、ライドシェア(Uber・Lyft)
ロサンゼルスの旅行費用
ロサンゼルスは距離が8,834kmと上記に紹介した国よりあります。ですので、今回は3泊5日の場合で平均的な費用をご紹介します。下記の費用からプラスで海外保険、お土産代などがかかります。
航空券代(東京の場合) | 往復10万円~ |
ホテル代(2名で宿泊した場合) | 6万円~ |
インターネット、WiーFi代 | 2,000円〜 |
食費 | 3,000円(1日あたり) |
交通費(タクシー) | 1,000円〜(1回あたり) |
観光やオプショナルツアー費用 | 1万円〜 |
ロサンゼルス旅行の費用は、一般的に3泊5日なら約15~20万円が相場です。ロサンゼルスにはアナハイムディズニーやドジャース観戦など多くの観光地が存在しており、セレブが住む大きな街ですので価格は大きく変動します。
オススメの理由

ロサンゼルスは一年を通して温暖な気候ですが、春は特に過ごしやすく、観光に最適なシーズンです。ハリウッドやビバリーヒルズなどの定番スポットに加え、美しいビーチや自然の景観も楽しめるのが魅力です。
ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドでは映画の世界に入り込んだような体験ができ、ディズニーランド・リゾートは本場のディズニーの魔法を満喫できます。また、サンタモニカのビーチでのんびりしたり、グリフィス天文台からの絶景を楽しんだりと、アクティブにもリラックスにも過ごせる多彩な魅力があります。
さらに、ロサンゼルスは多様な文化が融合する都市のため、タコスやハンバーガーなどのローカルグルメも絶品。ショッピングを楽しみたい人にも、ロデオドライブの高級ブランド店やメルローズ・アベニューの個性的なショップなど、幅広い選択肢が揃っています。
5.グアム(アメリカ🇬🇺)

グアムの基本情報
- 国名:アメリカ合衆国(準州)合衆国(準州)
- 地域:ミクロネシア地域(西太平洋)
- 人口:約16万人(2023年時点)
- 気候:熱帯海洋性気候(3月は乾季で観光に最適)
- 公用語:英語、チャモロ語
- 通貨:アメリカドル(USD)
- 時差:日本より+1時間(UTC+10)
- アクセス:グアム国際空港(GUM)からタモンエリアまで車で約10分
- 交通手段:タクシー、バス(赤いシャトルバス)、レンタカー
グアムの旅行費用
今回は3泊5日の場合で平均的な費用をご紹介します。下記の費用からプラスで海外保険、お土産代などがかかります。
航空券代(東京の場合) | 往復8万円〜 |
ホテル代(2名で宿泊した場合) | 5万円〜 |
インターネット、WiーFi代 | 2,000円〜 |
食費 | 2,000円(1日あたり) |
交通費(タクシー) | 1,000円〜(1回あたり) |
観光やオプショナルツアー費用 | 1万円〜 |
グアム旅行の費用は、一般的に3泊5日なら約15万円が相場です。
オススメの理由

グアムは日本から約3時間半のフライトで行ける南国リゾートで、時差も1時間しかないため、短期間でも気軽に楽しめるのが魅力です。3月は乾季にあたり、晴天が多く、ビーチやマリンアクティビティを存分に楽しめるベストシーズン。タモンビーチでは透明度の高い海を満喫でき、シュノーケリングやパラセーリングなどのアクティビティも充実しています。
恋人岬やイパオビーチなどの絶景スポットも多く、ロマンチックな雰囲気を味わいたいカップルにもおすすめ。さらに、グアム・プレミア・アウトレット(GPO)やTギャラリアではショッピングも楽しめ、ブランド品やコスメを免税価格で購入できるのもポイントです。食事面では、チャモロ料理をはじめ、アメリカンスタイルのBBQやハンバーガーなど多彩なグルメが楽しめます。移動も比較的シンプルで、初心者でも安心して観光できるリゾート地です。


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