ルート概要
インドネシアの火山でブルーファイヤーを見ることができるイジェン山に行ってきました。 硫黄の臭いや登山風景などの海外の登山記録として残します。
ルート詳細
イジェン山の基本情報
- 場所:ジャワ島のバニュワンギ
- 標高:2,769 m
- 登山時間:往復3時間程度
- 距離:10km
- 登り:700m
イジェン山は立ち入れる時間帯が決まっており、勝手に個人で入山することができない山です。
(個人で手続きすれば可能)
また、開門が深夜2時〜ということで私の参加したツアーも2時前に登山口に到着しました。
活発な火山活動の危険な山で、入山には現地に精通したレンジャーの同行が必要で、かつ硫黄が充満して立ち込めているため、ガスマスクを装着しなければなりませんでした。レンタルも実施しておりましたが、私は日本からフィルターも含めて持ってきました。
登山開始
前述にもある通り、開門は深夜2時で、ブルーファイヤーは光量が低いので夜しか見ることができません。
2時に開始すれば余裕でブルーファイヤーを観察することができますが、日の出前(6時)に到着を目指して着実に進みます。
スタートから登りが続く
深夜2時にもか関わらず、多くの登山者がいました。
ほぼほぼ外国人で中国人・ヨーロッパ系が多かったです。残念ながら私が登った日で日本人を見受けなかったです。
入山の手続きを済ませて、早速登りに突入。
道が舗装されていて岩場や鎖などはないですが、砂が軽くて結構舞います。
下山した時には足元と靴が真っ白になっていましたね(笑)
山頂に到着、ここから火口に入る
山頂に到着すると、何やら怖い看板が...

「ここからは硫黄が常に噴出しているので訪問者は入っちゃだめ」と記載されています。
しかし、みなさんお構いなく進んでいきます。
いつか公式に入山不可になる説濃厚ですね。
閉じる前に行けてよかったですが、本当に危険なのでここからはガスマスクをします。
(おそらくこの登山をすると海外保険も効かないと思います...)
ここは岩場をひたすら降ります。真っ暗で見えていないですが、
おそらく火口や火口湖に向かっているでしょう。
このくだりは1本道で他の登山者も多くいたことから1時間ほどかかったので
日の出まで時間に余裕を持って行ったほうがいいです。
念願のブルーファイヤー
そして火口に到着。
マスクやゴーグルをしていても硫黄の臭いや目が痛くなります。
日本で持ってきたものでも100%防げないので身の危険を本当に感じました。
また、他の観光客や現地人でゴーグルをしていない人が多かったですが
持ってこないとダメだと実感。水中ゴーグルが1番いいかも?見た目はださくなりますが、命第一でしょう。
そしてブルーファイヤーはこれ!
ブルーに燃えいて時より「パチパチ」となっていました。






青い炎の正体は硫黄ガスの燃焼
太陽の元では肉眼では見えないので見るなら夜のみ。
そして日の出後の風景
日の出まで待つこと1時間、火口の全貌が明らかになりました。
硫黄の煙が広く広がっていて、奥には大きな火口湖がありました。
硫黄の煙に近づくとまるでディズニーシーに来ているかのような絵でした。
周りはもちろん木などはないので見晴らしもよく、日本では見ることのできない景色だったと思います。
まとめ
以上でイジェン山の記録でした。
海外の登山は必ずツアーを申し込んでいるのですが、今回のイジェン山はツアーに加えて必要なものが特殊なので行かれる方はよく調べてから行くことをお勧めします!

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